SAKURAKO BLOG

日々の徒然

希望と絶望は、いつも隣り合わせなのか。

先日、滑り込みで千秋楽公演を観劇した DULL-COLORED POP第20回本公演 第一部「1961年:夜に昇る太陽」 第二部「1986年:メビウスの輪」 第三部「2011年:語られたがる言葉たち」 福島三部作一挙上演。 @東京芸術劇場シアターイースト トータルで6時間に及ぶ観劇は、観るだけでも体力気力共に削られていく思いだったけれど、 それでもやはり三部作全てを観られてよかったと、心から思う朝。 大抵、何か心を揺さぶられる作品を観た後ってすぐに感想を書きたくなるし、逆に言うと時間が経過すれば熱が冷めてきて書く気が失せてしまう・・・なんて状態に陥りがちだけれど、この作品はむしろ時間が経てばたつほど 何か語らなければ・・・一人でも多くの人にこの作品の存在を知ってもらわなければ・・・ と、強い使命感に駆られてしまい朝からそわそわする私がいるので、ブログを綴ます。 この作品は、劇作家であり演出家の谷賢一さんが約三年かけて取材・構想・執筆を行った、福島と原発の歴史を描いた三部作。 DULL-COLORED POP公式HP→ http://www.dcpop.org/vol20/ 谷賢一さん御自身が書かれたプレイガイド→ http://www.playnote.net/2019/08/05/guide/ 第一部「1961年:夜に昇る太陽」 ------------------ 1961年。東京の大学に通う青年・<穂積 孝>は故郷である福島県双葉町へ帰ろうとしていた。「もう町へは帰らない」と告げるために。北へ向かう汽車の中で孝は謎の「先生」と出会う。「日本はこれからどんどん良くなる」、そ

芝居はバトンリレー、なんだね。

昨日、出演させて頂きました NHK FM 青春アドベンチャー「ベルリン1989」 第6話 の放送がありました。 こちらのリンクから、聴き逃し配信でご視聴いただけます。 https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=0164_01 今回のお話をはじめに伺った時に、まず目がグリッと大きくなったのが 脚本に、大好きな劇団チョコレートケーキ古川さんのお名前があったこと。 いつかお仕事をご一緒させて頂けたら・・・と願っていた方が生み出された、切々とした重みのある、それでいて愛に満ちた言葉たちに命を吹き込む仕事を任せて頂けたこと、素直にとても嬉しかったです。台本を頂いた時は、もう、それはそれはとんでもないスピードで一気に読みきりました。笑 その場にいたマネージャーさんにも、 え、もう読んだの!? って突っ込まれるくらいのスピードで。笑 自分的にとても深く興味のある時代、ストーリーだった・・・というのは勿論あると思いますが、登場人物たち一人一人の生き様が、なんとも不器用で切ないんですよね。あー!もうちょっと器用になりなよー!!泣 って思わず言葉をかけたくなるくらいに繊細な声と感性を持った人たちが、互いにあと一歩踏み込んだら崩れ落ちてしまいそうなほど繊細な距離感をギリギリで保ちながら生きている。勿論、器用になんて生きようがない環境であるのも確かだけど。ぐいっと踏み込める強さを持った人も出てきます。そんな生活環境の違いから生じる人間同士の質感の違いみたいなのも繊細で、私は西の人たち、東の人たち、どちらにも共感する部分と理解しきれなくて苦しく

戯曲読会、というのをやっています。

個人的に開催している俳優仲間との月一戯曲会。 過去開催した際の題材戯曲は ・夏の夜の夢 ・欲望という名の電車 ・財産没収 ・おかしな二人 ・女中たち 月に一回、定期的に集まって、(今のところ)私が読みたい!と願う戯曲を みんなで配役決めて読んで、あぁでもないこうでもないと語らいあって 楽しかったね!Byebye!! っていう自己満足極まりない会合です。笑 最終的には、メンバーそれぞれに読みたい!もしくは紹介したい!一冊を持ち寄って その戯曲の魅力を深掘りする会にしたいな・・・って思ってます。 まあ、こういうのも続けていく中で、ある日ふと続けてきた価値を感じる瞬間と言いますか あ、あの時のあれが今この瞬間に繋がった!!っていう奇跡的喜びの瞬間があったりするもので... 一見無駄だと思えることでも、楽しいと心から思えるのであれば何でもやってみるものだと思うのです、私は。 無駄なものなんてない!をスローガンに、ゆるゆると今月も開催します。 ちなみに、今月の戯曲は「新・幕末純情伝」つかさんの代表作と言っても過言ではない大変有名な戯曲ですね。高校生の頃、まだ宝塚と劇団四季しか舞台はみたことない!ってくらいに演劇というものをあまり知らなかった私が初めて出会った戯曲が、この「新・幕末純情伝」です。その時は、ただただ立ち回りと、龍馬のかっこよさに衝撃を受けて、何よりも沖田総司が演りたくて演りたくてたまらない気持ちになって、全身が震えたのを肌が覚えています。 こちらの話、ざっくり説明すると幕末の騒乱期を舞台にして、沖田総司は実は女だった!?という説を軸に、沖田と坂本龍馬と土方歳三の三角関係をどっ

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