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おばけリンゴ2020、おしまい。

執筆者の写真: 瑞生桜子瑞生桜子

昨日、20人以上のお客様(関係者の皆様)にお越し頂き、音楽劇「おばけリンゴ」の荒通し(最終稽古)を終えました。ミニ本番だね・・・なんて言いながらも、もうこれで終わりなんだな、と思えば寂しさと切なさが込み上げてきて、何度も泣きそうになっている自分がいました。何だろう、千秋楽で涙する・・・という感覚は、あまりないタイプの人間なのですが、今回に関しては特別と言いますか、まだ何も始まっていない、稽古もむしろこれから!という段階での公演中止(延期)決定だったので、このメンバーでもっと先へ行ってみたかったな・・・という遣る瀬なさと、私自身もっとワルターと深く出逢ってみたかったなという思いが強かったのかな。あとはやはり、カンパニーの皆様お一人お一人の、まっすぐに演劇を愛する濁りのない瞳だったり、深い愛情に胸を打たれた感覚でした。今年はもう公演出来ないけれど、来年に向けて!ほとんど初立ち稽古に近い状況下ではありましたが、みんな台詞も入れて全力で「おばけリンゴ」の世界を立ち上げるんだ!私たちの「おばけリンゴ2020」を締め括るんだ!という気合いが満ち溢れていて、本当に一人一人が生き生きしていて、とても美しい光景でした。


劇中、ワルターが最後に、人生で初めてリンゴを食べるシーンがあるのですが、昨日私自身、稽古で初めてリンゴを食べてみて(というよりも、初めてそのシーンを稽古したのか。笑)、何だか格別に美味しく感じられて、美味しければ美味しいほど胸が苦しくなってきて、悲しいとか嬉しいとか切ないとか、そういう種類の涙とは別の涙が込み上げてきて、あぁまた美味しいリンゴが食べたいなぁ、なんて思っている自分がいました。


来年、延期公演が実現出来たら・・・

そしてまた再会できた暁には、みんなで最後に美味しいリンゴが食べられますように・・・。

たった1日の小さな小さな本番だったけれど、思い出深い1日となりました。


とても素敵なお話。

とても愛らしい登場人物たち。

大人も子供も楽しめる、稀有な公演。

おばけリンゴ。


また来年!

ご覧頂ける機会がありますように!


そして、その公演に

私もまた関われていますように。



沢山の痛みと涙を乗り越えた先に来たる

2021年!!


でっかいでっかい"おばけリンゴ"

が育ちますように。




愛おしいカンパニーの皆様とは一時お別れ!と相成りましたが、また来年お会いできることを願って、今年一年を精一杯駆け抜けていきたいと思います。


また、来年〜!!!


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