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執筆者の写真瑞生桜子

自粛期間、何してただろう・・・

どのような言葉でブログを綴ればよいものか、考えあぐねているうちに、前回の記事更新から、気がつけば4ヶ月も経っていました。。。


あくまでも、私個人のブログなので、あまり考え過ぎずに自分の日常を綴ってみます。


舞台「かもめ」の公演延期が決まり、収録も全て延期になった為、緊急事態宣言中は基本的にずっと家に籠る日々。

元々かなりインドア派の人間なので、実はそんなに大きなストレスを感じることはなく、映画や舞台の映像を観て、本を読んで、音楽を聞いて、短編を書いてみたりしながらのんびりと生活していました。


自粛期間中、本当に沢山の本と映画と音楽に出会いました。

特に印象的だった出逢いは


映画ならば

 溝口健二監督「山椒大夫」

 小津安二郎監督「宗方姉妹」

 エドワード・ヤン監督「牯嶺街少年殺人事件」

作家ならば

 三島由紀夫著「豊饒の海 (4部作)」

 三島由紀夫著「近代能楽集」

 村上龍著「半島を出よ」

 岡崎京子「僕たちは何だかすべて忘れてしまうね」

音楽ならば

 ジッタリンジン、チャランポランタン、ホフディラン


このあたりは、記憶に深く残っています。



何事も考え方次第だと思うのですが、この3月〜6月にかけての丸3ヶ月間は、しっかりと立ち止まって、じっくり自分の生き方や内面に目を向けられた時間となりました。この期間に得た思考や知識は人生における財産になったのではないかと感じています。


自粛期間があけて、6月上旬から、

オーディオドラマの収録・放送、未来の公演の為の準備etc...

少しずつかつての日常に戻り始めてきています。


緊急事態宣言は解かれたけれど、新型コロナウイルスそのものが無くなった訳ではなく、当然のことながら人が流動し始めれば感染も広がっていく中で、これ以上経済活動を止めることは現実的には難しいから、これからはもう一人一人の意識と免疫力にかかっています...という段階なのかなと感じながら、私自身、外に出かける機会が増えているのは確かなので、出来る限りの対策をしながら生活しています。


私の生活においては仕事と同じくらい、劇場に足を運んで映画や舞台を観るのは大切な時間で・・・配信で事足りるなんて事は全くなく・・・娯楽以上の価値がある物なので・・・

うまくバランスを取りながら、新時代を生きていきたいです。






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