音楽劇「美愁」終演。


TheVanity's 4th Stage 音楽劇「美愁」 連日満員のお客様にご観劇頂き、先日無事に閉幕いたしました!!

最終日はキャンセル待ちという、とてもありがたい悲鳴をあげながら、終演出来ましたこと、心から感謝申し上げます。

初日が開けて、二度三度足をお運び下さるお客様や、終演後、熱っぽい眼で公演の感想を語ってくださるお客様、客席の熱気を感じながら作品自体が育っていく様を目の当たりにした公演期間でした。

美しい舞台美術、衣装、照明、音楽、造形 麗しき出演者の皆様、演奏者の皆様。

この規模の企画では本来叶わないような、採算度外視の贅沢極まりないこだわりを詰め込みました。

衣装は、才能ある若きデザイナーAnna TakayamaさんとEguchi Keisukeさんに、全11パターン全てオリジナルで仕立てていただきました。着物の反物でアオザイやチャイナベースのデザインを仕立てて頂いたり、チマチョゴリのデザインが入っていたり・・・アジア各国の民族衣装をモチーフにしたデザイン衣装が揃った時の美しさは、圧巻の一言でした。

今回の作品で大変重要な役割を果たしている、呉葉の痣・・・こちらは、大変お世話になっております特殊造形アーティストであり映画監督の梅沢壮一さんに造って頂きました。照明効果を考えた凹凸や色味の絶妙さは、舞台セットの中で大変印象的に輝いていました。あまりのリアリティに直視出来ませんでした・・・というお声を頂いたり、驚きと感動の声を沢山頂きました。

そして、この美しき舞台セットは明治座舞台の棟梁、石塚聡さんに制作して頂きました。床面の木板の塗りは、照明効果が入った時に様々な色味で輝くように・・・とハケで何色も色をのせてくださっていて、照明が入った時にはそれはもう美しく輝いていました。

音響の余田さんは、ピンマイクを仕込んでいるわけでもない11名の出演者一人一人の声量、シーン毎のボリュームを細かく計算して、数秒単位で調整してくださいました。APOCシアターは、とても残響音が残りやすい劇場で、小屋入りしてからの調整が大変だろうなぁ・・・と予想していたのですが、余田さんの魔法のような音響効果で、大変クリアでストレスのない音をお届けすることができました。

照明の釣沢さんは、人物の心情に合わせて、照明の変化を細かく作って下さっていて、後で映像で確認した時に、口があんぐりあくほど、美しい照明効果を作って下さっていました。

音楽のおかざきさんは、前作「大人の条件」よりお世話になっております。耳に残るキャッチーなメロディーと、物語の起伏を計算した上での、粋なコード進行。おかざきさんから届く楽曲のカッコ良さに、稽古場で何度も震えていました!!!

演出の寺岡さんは、とても繊細にシーンを作り、大変大胆に舞台演出を考えて下さいました。寺岡さんが稽古が始まる前に出して下さったプランの一つである、鳥籠セットと落ちるロープは、大変印象的で美しかったです・・・千穐楽公演が開演する、その瞬間まで、一人一人を粘り強く見守り続けて下さいました。

二胡の澤渡なおこさんは、まるで言葉を紡ぐように温度の高い素敵な演奏を、物語の中で生き生きと奏でてくださいました。 ピアニストの越智友博さんは、「マルオリ」以来二度目のご出演。今回は、まさかの私と二人でハチャトリアンの連弾をして頂いたり・・・沢山無理なお願いをしたにも関わらず、毎公演、必ず始まる前に打ち合わせをして、調整をしながら、日々高みを目指そう!という熱い思いで連弾を引っ張り、物語を支えてくださいました。

そして、何よりも素敵な素敵な出演者の皆様。 強靭な精神力としなやかさを持った美しきお姉様、佐藤美貴さん。 マルオリから3連続で御出演頂いている、心優しいお姉さん、佐保歩実さん。 優しくて思いやりに溢れていて、ちょっぴりシャイなお兄さん、前田倫良さん。 まさにリアル柚杞!!とお会いした瞬間に感じた愛され力100%、仲本詩菜さん。 いつも元気で笑顔が可愛い、鈴木美緒さん。 飄々とした雰囲気と、話した時の柔らかさが魅力的な、山野靖博さん。 いつも笑顔で朗らかで、心も身長もでっっかい!平川はる香さん。 気遣いの達人!優しくて面白い姉御!羽鳥友子さん。 真面目で吸収力が半端じゃない!才女!安田早希さん。

そして、今回は大変特殊な設定の役ながら、日々どんどん魅力を開花させたメンバー音羽美可子さん。

素敵な素敵な皆様と走り抜けられましたこと、心から感謝申し上げます!!

美しさとは何なのか。人間らしさとは何なのか。 今の私が考える想いを、登場人物たちに沢山語って頂きました。

最後になりましたが、ご観劇下さいました皆様、応援下さいました皆様、この公演に関わって下さった全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。

これからもTheVanity'sを、そして瑞生桜子をどうぞよろしくお願い致します。

瑞生桜子


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