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瑞生桜子

平成終焉。


今日で平成が終わりますね。平成生まれの私としては感慨深いです。平成生まれなの!?若い!!なんて言われていたのはいつのことやら。明日からは令和生まれの子供が誕生するのです。私にとっての平成は青春をかけてがむしゃらに目標に向かって駆け抜けた時代。そしてこれから始まる令和は、誰かと一緒に手を取り合って駆け上がる時代になる気がします。昨年4月に上演した「美愁」の中で「人は一人で生きられないなんて大嘘。生きられるのよ、別に」というセリフがあるのですが、今、ん〜・・・やっぱり一人では生きられないな、と思っている自分がいます。笑 最終的には人間は孤独と向き合って生きていく生き物なのだと感じていますが、何かを成し遂げたいと思う時に、自分一人の力では到底たどり着けない場所というのが確かにあって、どれだけ遠くに感じられる場所でも、信頼する人達と一緒にきちんと手を取り合っていければ必ず到達できるのではないかと思うのです。”一人よりも二人”この言葉の意味を最近体感しています。

”日々の選択を丁寧に繊細に感じながら生活する”という今年のテーマについても、なぜ丁寧に選択することが大切なのかという理由が少し理解できるようになりました。感性と呼ばれる部分はとても繊細な作りをしていて、環境次第でどんな形にも変容していく可能性を常に秘めている。自分が良い!と思ったことにはどんどん貪欲に食らいついていくべきだし、NO!!!と感じることでも、食わず嫌いせず臨んでみることは大切。だけれども、どうしてもNO!!!だと感じるのであれば、それは自分には合っていないということだから、無理はせずに良いと思うものを増やしていけば良い。そしてその繰り返しの先にあるものが、その人独自の個性になるのではないかと。勿論、仕事となれば話は変わってきます。自分が好きか嫌いかは横において物事を見なければならない時だってある。だからこそ、プライベートの時間は、自分が本当に求めている物や人と過ごす事が自身の感性を育てていくことに繋がるのかな、と。

そんな私は、平成最後の4月30日にTheVanity'sのメンバーと会いたいな、と思いました。ちょうど先日、音羽さん出演の舞台を観に行きご飯会を約束したところだったので、昨晩急遽のお誘い。ゆっくり話すのは、1年ぶりくらい。相変わらず騒がしく・・・笑 明るい人。一緒にいると、心が楽になる人です。多分、私たちは本質的にはそんなに合ってないと思うの。笑 だけど、自分にはない豪快さみたいなものを持っている人だなって思ったのと、見た目が好みだったこと、この二点を根拠に2年前ほぼ初対面の美可子ちゃんをナンパしてユニットに勧誘成功。じっくり付き合ってみると、とても情に厚くて優しくて細かいことにはこだわらない素直な人だなと知り、私が不安の中で書いた脚本を恐る恐る読んでもらうと、いつも心から”最高に面白い!桜子の世界観が好き!”と屈託無く言ってくれる。その言葉に何度も勇気をもらってきたな、と感じています。時々、雑すぎるよ!!!と怒りたくなる時もあるけど...笑

そんな部分も含めて彼女の魅力なのだなと感じる今日この頃。嘘がつけない性格の私は彼女に恐らく失礼なことも言ってしまっている気もしますが・・・なんだかんだで許してくれるので助かっています。次はかなちゃんと三人でご飯会、しよう。

そして、帰宅後は尾崎豊の曲を爆音で流しながら、カタカタとブログを更新している・・・

そんな、平成最後の日です。笑

「令和」

”春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように 一人ひとりが明日への希望とともに、 それぞれの花を大きく咲かせることができる、 そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。”

日経新聞(2019年4月2日号)より引用

私の花も大きく咲かせられるように・・・

日々、精進を重ねながら事務所の方々と手を取り合って駆け上がります。

2019.4.30 瑞生桜子


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