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瑞生桜子

憧れの街、ロンドン。


今月の頭から半月ほど、イギリスを旅してきました。

そのほとんどの期間をロンドンで過ごしましたが、オックスフォードやコッツウォルズなどの観光名所と呼ばれるところにも足を運びました。ロンドンもオックスフォードもコッツウォルズも、本当に美しい街。特にオックスフォードは、土地に降り立った瞬間から ”この街大好き!” と身体が反応するほどに街全体が文学の香りに包まれた素敵な街。

コッツウォルズは、”可愛い”という形容詞がとても似合う街。

本当は、旅の後半戦はパリへ渡る予定だったのだけれど、諸事情により(←ありえない事件...笑) ロンドンをたっぷり堪能する旅になりました。

結果オーライと言いますか、この旅最大の目的は演劇鑑賞だったので、ロンドンで過ごす時間が増えたことで、観たい作品を諦めることなく思いっきり鑑賞することができました♪

Les Misérables

Matilda

Mamma Mia!

Waitress

Everybody's Talking About JAMIE

School of ROCK!!

WICKED

Jelly fish

IVAN and THE DOGS

計9作品、10本鑑賞。(JAMIEは2回)

内ストレートプレイが2本と、ミュージカルが8本。

本当は、NationalTheatre の Peter Pan 初日チケットを抑えていたのだけれど

まさかの当日開演2時間前に、show cancel !! OMG!!

ロンドンでピーターパンを観られるなんて...ロマンチック!!と、

とっても楽しみにしていたからショックは大きかったけれど、

さっさと気持ちを切り替えて、チケット払い戻しのmailを打ちながら、

即座に中心地へ移動。

3回目のJAMIEを観よう...とダッシュ!!笑

がしかし、PeterPanの会場が、電車を乗り継いで30分以上離れた距離にあった為

JAMIEソワレ開演から50分近く経って、劇場に到着。

係のお兄さんに「2幕からでもいいから観たい!当日券ないかな?」

と必死にお願いしてみるも、「月曜にまたおいで」の一点張り。

「明後日、日本に帰国するから今日しかこのshowは観られないの!どうしても観たいの!」

とゴネにゴネまくっていたら、子供だと思われたのか

「大丈夫だよ。明日(日曜日)演っている劇場がちゃんとあるから。ほら、ハリーポッター演ってるからね。それを観たらいいよ!」ってにこやかに諭される。

だから、違うんだー!!!JAMIEが観たいんだー!!!

むしろ、Rebecca McKinnisのHE'S MY BOYが聴けたらそれでいいのだー!!!

って気持ちで食い下がり続けたけど、私の情熱は空回りに終わりました。笑

いいんだ。二回も観られたから。

特に、一夜目の He's My Boy は格別だったから。

どんなに力のある俳優も、その人の中での波は必ずある。

もちろんどんなに渇いている日だって、自ら波を起こしたり雨を降らせる技術を

何よりも観客に気づかれないほどの繊細さでもって体現できるスーパーミラクルな人たちだ。

それでも、そんなスーパーミラクルな人の(恐らく)最高に乗っている日 と

うまく乗らないけど、なんとか技術で持ちこたえている日 の究極を観られた気がしている。

前者を観ていなければ、恐らく私自身後者が後者であることに気づかずに、大感動して帰宅していたと思う。そのくらいに、一夜目のソワレは格別だった。

CDとプログラムとスクリプトを思わず購入。

なんだかわからないけれど、叫びたい衝動に駆られた。

私も、いつか。いや、今すぐにでも。挑戦したい。

そんな想いが溢れてきたのだと思う。

ロンドン旅について、これから少しずつレポートしてゆきます^^♪

桜子


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