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台風19号。


ニュースを見るたびに、心を痛めています。

こういうブログを書くことすら良いのか悪いのか考えましたが、祈りは言葉にすることで初めて届くのかもしれないと思い直して書いています。

私自身も氾濫した川の付近に住んでいる為、台風19号が上陸した日は一日中、数時間おきに鳴り響く警報音とSNSなどで流れてくる各地の状況や、もしものシュミレーション映像を見て、不安と恐怖で落ち着かない時間を過ごしました。幸い、私の住んでいる地区は大きな被害が出ず、覚悟していた断水や停電といった状況にも陥らず、台風の前と後で何も変わらない日常を送ることが出来ています。しかし、テレビのニュースやネットで知る情報では日々、犠牲になった方や、行方不明の方、取り残されてしまい助けを待っている方の数は増えていき、お家が泥まみれになってしまい途方にくれながらも掃除をする方や、もう家には住めないと語られる方、もうすぐ収穫期を迎えるはずだったリンゴ農家の方のやるせない想いなど、広範囲に及ぶ被害の全容が少しずつ明らかになっていて、言葉をなくしています。自分に出来る事はあるのか?と真剣に考えながらも、少しの寄付やボランティアの募集を探す事くらいしか思い浮かばず、自身の無力さを痛感しています。こんな時に力になれる人間になりたい、と強く感じた数日間でもありました。どうか、1日も早い復興を。そして肌寒い日が多くなってきましたので、避難所での生活を余儀なくされている方、浸水被害を受けたお家で生活をなさっている方が、温かい食事、暖かいベッドで安心して眠れる日が1日も早く訪れますように・・・と心から願っております。

台風19号の被害により亡くなられた75名の方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


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