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精一杯、愛するのだ。

October 28, 2019

3冊目の本は、

 

「THIS IS WATER」

David Foster Wallace著 / 阿部重夫訳

 

内容紹介

副題:思いやりのある生きかたについて大切な機会に少し考えてみたこと

卒業式スピーチとしては、2005年にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行なったもの(「ハングリーであれ、愚直であれ」)が有名だが、同じ年にケニオン大学で負けず劣らぬ名スピーチをしたデヴィッド・フォスター・ウォレスという作家がいた。
本書はそのスピーチ「これは水です」の完訳版である。作家としてはポストモダン文学の旗手として、アメリカの若者を中心にカルト的ともいえる人気を博しつつ、46年という短い生涯を自らの手で閉じてしまったウォレスだが、「考える方法を学ぶ」ことが人生にとってどれほど重要かを、平明かつしなやかな言葉で語った本スピーチは、時代を超えて読む者の心に深く残る。

内容(「BOOK」データベースより)

 

 

ごく個人的な話なのですが、現在JPOPを積極的に聴いていて、今流行りの曲から古い曲まで幅広く物色中。いいなと思う曲は沢山あるけれど、今最も惹かれるのは、あいみょんの「生きていたんだよな」という曲。痛みと解放への憧れと、儚さと虚しさ怒りと。いろんな感情が入り乱れて、苦しくなる。

 

この曲を聴きながら、何気なく手に取ったのが「THIS IS WATER」

説明書も一切読まずに、ジャケ買い。

 

読みながら、あぁ運命的な出会いというのはこういう事なんだなって。

勿論、自分の思考や興味が傾いた方向で出会っているのだから、必然と呼べるのだろうけど。

 

 

”  僕自身がじかに経験することは

 なんであれ

 この僕が宇宙のど真ん中にいて

 実存する中で、もっともリアルで生き生きして

 だれよりも重要な人物である

 という深い核心に支えられています。”

 

”  それが僕らの初期設定だからです。

 生まれながらにして、僕らの基板に

 ハードウエアとして

 組み込まれているからです。”

 

” そこから自由になるためには、

 「なにをどう考えるか」を

  コントロールする術を学ぶこと。

  そして頭の「初期設定」をリセットすること。”

 

 

この初期設定の状態のままで、自然の成り行きに任せて思考をすれば

どこまでも自分中心の世界でネガティブな思考回路に陥っていく。

争うように、視点を変えてポジティブな思考回路に切り替えていくこともできる。

 

どちらが正しいという訳ではなく、あなたは選ぶ権利を持っている。

さぁ、どちらを選ぶ?

 

という話。

 

この本は、ウォレスが実際に、とある大学の卒業式で行ったスピーチを文字に起こしたもの。

ネット上には実際のスピーチ映像も出ていて、それを見てみると、どれほど彼が戦いながらこの言葉を紡ぎ出しているのかが伝わってくる。

 

おすすめ本というには、対象となる人の幅が狭いかもしれないけれど

少なくとも、自分を若者だ!と思う人には是非手にとってみてほしいなぁと感じます。

 

 

 

兎に角、誘惑の多い精神世界。

重力に抗いながらせっせと気持ちを明るい方向へと持ち上げるのは、めちゃくちゃ労力が必要なのに、落ちるのは一瞬で、落ちた沼の中は以外にも心地よくって、抜け出したくなくなるような中毒性を孕んでいる。

 

そんな世界にずっといられるのなら、それはそれで幸せな気もするから、何が正しいかじゃなくて、どちらを選びたいか、というだけのことなんだろうなぁ。

 

 

強い人って、多分、他人を大事にできる人。

弱い人って、多分、自分の事しか考えられない人。

 

 

「生きていたんだな」という曲の中の少女は、勇気を振り絞って飛び降りた。けれど、私にはそんな勇気はとてもないし、弱虫なので、この世界で生き延びる方法をせっせと考えて強くなるしか道はないのだよな、と思う今日この頃。

 

どうせ生きるなら、楽しく生きたいな、とも思うので・・・

心から楽しいと思うことを仲間と共に積極的に楽しみながら活動する冬にしたいです。

心から大切にしたい、と思う人と沢山会える冬にもしたいです。

 

そして、出来ることなら楽しいと感じる事を目一杯やることが、誰かを幸せに出来ることに繋がれば最高だなと思うので、ひとまず自分にできる事をコツコツと積み上げてゆきます。

 

大切にしてくれる人を、ちゃんと大切にできるのが、大人だ。きっと。

 

 

・・・本の紹介文では全くないけれど、、、

私はこの本を読んでこんな気持ちになったよ、という話。笑

 

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